今回はポケモン対戦界ではなじみ深い構築記事について説明します。
また、簡単な書き方や便利なサイトまで紹介するので最後までご覧ください。
構築記事とは?
構築記事とは、「ポケモン対戦で使用する構築の作成経緯や各ポケモンの努力値調整などをまとめたもの。」です。プレイヤー同士が情報を共有することで、新たなポケモンの型を生み出したり、さらに強い構築を生み出す情報源となります。
では、具体的にどのような内容を記載すればよいか、次に一例を挙げます。
上記は過去に私が書いた構築記事になります。
以下の通り、ポイントを押さえて寄稿すると分かりやすいでしょう。
・構築概要
使用した構築(パーティ)の概要を掲載します。
ポケモンSVのレンタルパーティを利用すると分かりやすいでしょう。
また、トレーナーカードジェネレーターやパルデアカードマンを使うと見栄えが良くなるのでおススメです。
・構築経緯
構築を作成した経緯を掲載します。
例:
環境の上位にドラパルトが君臨しており、ドラゴンタイプの一貫を切るためにフェアリータイプを採用した構築やフェアリーテラスタルのドラゴンポケモンが蔓延していると感じていました。
それらに勝てる毒テラスタルマニューラが強いと思い構築を組み始めました。
マニューラは猫だましを覚えるため、相手のテラスタルを見てから後出しで動きを決めることができる点を評価しました。
戦いの中でマニューラは猫だましを絡めればカイリューに対面勝てることが分かりました。初手にマニューラを投げると後発からのカイリューには勝てません。そこで「同じ型のマニューラが2匹使えたらいいのになぁ」と考えたところ、同じように猫だましが使える毒テラスタルオーロンゲを採用することにしました。
この2匹で対面構築を組めばある程度勝てるのでは?と考え、3匹目に対面最強と考えている鉢巻カイリューを採用しました。
このままだとヘイラッシャやラウドボーンなどの耐久ポケモンが厳しいため、交代時に負荷を掛けられる眼鏡ウルガモスと対面の打ち合いに強いチョッキジバコイルを採用しました。
最後の1匹は相手にフェアリータイプを選出させたかったのでドラパルト
を添えて構築が完成しました。
上記のように色を使ったりポケモンのアイコンを入れると分かりやすいでしょう。
画像は以下のサイトから利用するのも良いでしょう。
https://www.pokewiki.de/index.php?title=Pok%C3%A9mon-Liste#nr906
・構築詳細
使用して強かった点や改善点なども記載すると質の高い構築記事に近づきます。
例:
カイリュー@ラムのみ
性格:やんちゃ
特性:マルチスケイルテラスタイプ:飛行
166-184-115-141-108-130
テラバースト/ しんそく / じしん / りゅうせいぐん調整:
A:最低限(A無補正カイリューのA最大値と同値)
C:H振りヘイラッシャを流星群で乱数2発
S:準速キノガッサ抜きセグレイブを抜けるライン
両刀飛行テラスカイリューです。
当初はアクアジェット搭載の4ウェポンでしたが、使用頻度が低かったためカイリューが誘うヘイラッシャへの打点として流星群を採用しました。ヘイラッシャは交代際のテラバースト→流星群×2で残飯込みで倒せます。ラムのみを持っているため欠伸で眠らない点も強かったです。
今期、カイリューのドラゴン技はあまり警戒されなかったため、ガブリアスや交代で出てきたサザンドラにもよく刺さりました。
Aを削りCに厚くしたことで、HBロトムを神速(半減飛行テラバースト)×2→流星群でオボンのみを発動させずに倒すことができました。かなり使いやすくて強かったです。
ちなみにフェアリーテラスした耐久ポケモン(ヘイラッシャ、ラウドボーン、キョジオーン)には勝てません。
・選出
構築の選出パターンを記載します。
環境に存在する構築に対する固定化された選出パターンがあれば記載すると良いでしょう。
◆サイクル選出
+ or orから2体
このパーティの基本選出です。対面操作をしつつエースのウェーニバルを通します。
ウェーニバルをいかに活躍させるかで勝敗が大きく左右されるため、慣れるまで難しい選出でした。
◆対面選出
or ++or
セグレイブかウェーニバルで雑に荒らしてハバタクカミ+回復持ちで詰めたり、対面的に処理をします。
◆VS
@1
ウェーニバルを初手から展開していきます。セグレイブ対面、アクアステップ+インファイトで倒しに行きます。ヘイラッシャに引かれたら身代わりを絡めつつインファイトで削り守るのタイミングでジバコイルに引きます。対面操作しつつウェーニバルを通します。
◆VS
@1
モロバレルの脱出パックから展開していきます。サーフゴーに交代されたら、ウェーニバルのアクアステップ2回で倒しにいくことができます。カバルドンを踏み台にしつつウェーニバルで突破できればトドロクツキも身代わりで様子見したのち倒すことが出来ました。
◆VS入り
@1
初手からハバタクカミの滅びの歌や攻撃でテンポを取ります。倒しきれなければカイリューの神速で仕留めてという試合展開になることが多いです。
・結果
結果を載せます。ポケモンHOMEやシーズン終了時のスクリーンショットがあるとよいでしょう。
まとめ
簡単にですが構築記事の書き方とその一例を紹介しました。
あくまで一例ですので、必ずしもこのフォーマットで寄稿する必要はありません。
また、本記事で紹介しておりませんが、他にも構築記事の素材にできるサイトはたくさんあるので探してみてはいかがでしょうか。
自分だけの構築を寄稿してポケモン界隈を盛り上げましょう!!