ポケモンSVランクバトルシーズン5、お疲れ様でした。
レート2000には届きませんでしたが、最高順位を更新できましたので構築記事を寄稿します。
【構築概要】
【構築経緯】
こちらのレンタルパーティの中のHB甘える瞑想ハバタクカミを軸とした対面構築が強いと感じたため、
+++から構築を組み始めました。
別のレンタルパーティにてイーユイ+モロバレル+水ポケモンのサイクル構築も非常に使いやすかったため、
それも取り入れたいと思い、対面選出もサイクル選出もできるように構築を次のように変更しました。
++++
このままだと相手のやが重いと感じ、選出画面で圧を掛けられる襷コノヨザル
を採用しました。
+++++
この構築だと相手のやに対して有利とされるが必ずテラスを切らないといけないことが窮屈に感じ、をパルシェンに変更しました。
+++++
襷をパルシェンに渡した+受けループやに勝てなかったのでコノヨザルの持ち物を隠密マントに変更しました。
が、隠密マントでは受けループを崩すことが難しく、地面の一貫が出来ているため地割れ連打されて負ける試合が多々ありました。
浮いているポケモンで受けループやに強く出れるポケモンを探したところ、残飯身代わりアシッドボムシビルドンに行き着きました。
これで構築は完成しました。
私の好きな対面構築+最低限のサイクルを回せる構築に仕上がったと思います。
【構築詳細】
パルシェン@きあいのタスキ
性格:いじっぱり
特性:スキルリンク
テラスタイプ:ゴースト(終盤までは地面)
125-161(252+)-201(6)-x-65-122(252)
つららばり/ ロックブラスト / みがわり(終盤まではドリルライナー) / からをやぶる
セグレイブの後釜として軽い気持ちで採用しましたが、パオジアン、ミミッキュ、ガブリアス、トドロクツキ、エルレイドなどに対面強く環境にとても刺さっていたポケモンだと感じました。からをやぶるはあまり使用せず目の前のポケモンを倒すように運用していました。天然ポケモンが前期より減少したため、動かしやすく相手によっては3タテもしばしばありました。ドリルライナーを採用することでサーフゴーに打点を持てる点が偉かったです。パーティが電気の一貫を切れていないのとドリルライナーの威力上昇のためテラスは当初は地面テラスで使用しました。パーティ単位でテラスタルに依存していないため、初手サーフゴー対面電磁波一点読みで雑に地面テラスを切ることもありました。
シーズン終盤は地面テラスの個体と身代わりゴーストテラスの個体をコロコロしながら使用していました。
最終的にはヘイラッシャ入りに選出できるよう身代わりを採用し、テラスタイプはゴーストとなりました。
カイリューの神速やコノヨザルのドレインパンチ、パーモットのマッハパンチを無効にできるのでこちらも強かったです。
ハバタクカミ@ブーストエナジー
性格:おくびょう
特性:こだいかっせい
テラスタイプ:水
159(228)-x-107(252)-158(20)-156(4)-171(4+)
ドレインキッス/ シャドーボール / あまえる/ めいそう
大流行したHB甘える瞑想ハバタクカミです。
龍舞カイリューに隙を見せないのが非常に強力だと感じました。
そのほかにもコノヨザル(負けん気除く)やイルカマン、火力の低い特殊ポケモン(ロトム系統など)を起点でき、まさに神でした。
甘えるは後続のマリルリの起点作りにもなり、強力でした。シーズン終盤に増加していたアンコールカイリューには補助技をアンコールされると勝てないので技選択が難しいポケモンだと言えます。
マリルリ@オボンのみ
性格:いじっぱり
特性:ちからもち
テラスタイプ:水
182(52)-112(252+)-101(4)-x-125(196)-71(4)
アクアブレイク/ じゃれつく / アクアジェット / はらだいこ
ADベースのマリルリです。イーユイに最悪後出しできる選択肢を残せるように、イーユイの炎テラス眼鏡オーバーヒートを耐えるまで耐久に努力値を回しました。
環境のマリルリのほとんどがチョッキを持っているためか、はらだいこを警戒されることが少なく、マリルリ1匹ですべてのポケモンを倒す試合も少なくなかったです。
はらだいこ後の水テラスアクアブレイクで防御特化モロバレルが81%の乱数で落ちる点が相手には見えない勝ち筋になることが多く強力でした。
シビルドン@たべのこし
性格:ひかえめ
特性:ふゆう
テラスタイプ:草
183(180)-x-109(68)-172(252+)-101(4)-71(4)
10まんボルト/ ギガドレイン / アシッドボム / みがわり
対キョジオーン、対受けループ、浮いてるポケモン枠です。
基本的に選出しませんが、ドヒドイデやヘイラッシャなどが多く相手のパーティに居た場合、選出を検討します。
シビルドンはボルトチェンジで対面操作する型が一般的なため、崩しの役割を遂行しやすかったです。
使ってみるとディンルーにそれなりに強く、ディンルー側は悪打点やテラバーストしか打点がないため行動回数を稼げました。
草テラスを切ればチオンジェンにも強くなり、身代わりがヘイラッシャのウェーブタックルを耐えるようになります。
地味にキョジオーンドオーアーマーガアにも強く、相手のドオーから有効打がないため起点に出来ます。
起点にできない度忘れ持ちドオーとはTODになりました。
イーユイ@こだわりメガネ
性格:ひかえめ
特性:わざわいのたま
テラスタイプ:炎
151(164)-x-109(68)-204(244+)-141(4)-124(28)
かえんほうしゃ/ あくのはどう / オーバーヒート / ふんえん
原案ではスカーフでしたが、一番火力の出る眼鏡が強すぎたため眼鏡で採用しました。
環境の素早さがインフレしているため、素早さを削り耐久に振ることで対面性能が格段と上がりました。
パルシェンやマリルリが苦手な水タイプにも強く、ヘイラッシャや水ロトムはイーユイで見るように選出していました。
半減タイプであっても炎テラス眼鏡オーバーヒートで受けだしを許さない破壊力が病みつきになります。
モロバレル@だっしゅつパック
性格:のんき
特性:さいせいりょく
テラスタイプ:フェアリー
219(236)-x-134(252+)-105-103(20)-45
リーフストーム/ ヘドロばくだん / こうごうせい / キノコのほうし
前期からの続投です。イーユイの相棒として相性がよくイーユイの苦手な水タイプ先制技持ちに対して投げていました。
脱出パックリーフストームから有利対面を作りイーユイに繋いていました。
対面性能も低くなくラス1カイリューやセグレイブにもテラスタルを切れば勝ってくれて強かったです。
【選出】
◆基本選出
++
パルシェンで荒らしてハバタクカミの甘えるで詰めます。
弱体化した相手をマリルリの起点にして全抜きも狙えます。
◆サイクル選出
++
イーユイの高火力を押し付けて相手のサイクル崩壊を狙います。モロバレルでサーフゴーを誘って脱出パックリーフストームからイーユイに繋ぐ動きはもはやテンプレですね。
◆対受け選出
++@1
主にドヒドイデ入りやキョジオーン入りにする選出です。みがわりシビルドンでテンポを取ります。スタンパ要素もある受けパーティであればシビルドン+パルシェン+ハバタクカミの選出もしました。
イーユイやシビルドンで1匹突破した後、モロバレルでTODを狙うプランも存在します。
【結果】
TN:ヒナ
最終560位 レート1963
シビルドンとイーユイって仲良さそうですね^^