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【S10最終400位 レート1967】ゴリランダー×グラスシードソウブレイズ【ポケモンSVシングル】

ポケモンSVランクバトルシーズン10、お疲れ様でした。

 

波乱のレギュレーションDにて、今期の目標であった「最終3桁」を達成できたので構築記事を寄稿します。

 

【構築概要】

【構築経緯】

DLC解禁直後のシーズン10では、新ポケモンや新技を強く使った人が勝てると考えました。私が注目したのは、環境に刺さりが良いグラススライダーを再習得した氷テラス命の珠ゴリランダーでした。命の珠によって弱体化されたグラススライダーの威力を補うことで幅広く戦えると考え軸にすることにしました。

ゴリランダーを使う上で炎オーガポンへの回答を用意する必要がありました。炎オーガポンに後投げするだけで試合に勝てるポケモンを探して、特性ガードヒードラン蒸気機関セキタンザンなどいろいろ試しましたが、砕ける鎧ソウブレイズを後投げすれば素早さ逆転して有利取れるのでは?と考えソウブレイズを採用しました。

次にソウブレイズが止まってしまうヘイラッシャへの回答としてサーフゴーを採用しました。2匹が苦手なパオジアンにもスカーフを持たせて上から行動できるようにしました。

+ 

グラスフィールドがあるとはいえ、地面の一貫が気になったため、ヘイラッシャに強めでキョジオーン対策枠として身代わり残飯悪巧みウォッシュロトムを採用しました。

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ここまででゴースト・悪の一貫が凄まじく、相手のハバタクカミやサーフゴー、イーユイにごり押しされているだけで負ける試合が多々発生しました。そこで初手で汎用的に荒らせるポケモンを検討しました。リザードンバンギラスなど様々なポケモンを試した結果、道連れを覚えたブーストテツノブジンゲッコウガの使用感が良かったため採用し、構築は完成しました。

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(並びがかっこいいのでお気に入りです)

 

【構築詳細】(採用順)

ゴリランダー@いのちのたま
性格:いじっぱり
特性:グラスメイカー 

テラスタイプ:こおり

175(0)-194(252+)-111(4)-x-90(0)-137(252)
グラススライダー/ ドラムアタック / 10まんばりき/ テラバースト

調整:

A:特化

S:多くのカイリューを抜きたいため準速

構築の軸です。広い範囲から様々なポケモンに対して有利が取れます。命の珠を持たせることで無振りテツノツツミをグラススライダーで倒せたり、H振りカイリューマルスケ込みで倒せたりするので非常に強力でした。グラスフィールドによって命の珠の反動ダメージも少し軽減できる点も噛み合っててよかったです。叩き落とすを採用していた時期もありましたが、ソウブレイズのポルターガイストとの兼ね合いもあり10万馬力に変更しました。10万馬力を採用することで炎や毒テラスを切ったポケモンを突破でき使用感は非常に良かったです。

 

ソウブレイズ@グラスシード
性格:いじっぱり
特性:くだけるよろい 

テラスタイプ:ゴースト

163(100)-191(228+)-123(180)-x-120(0)-105(0)
むねんのつるぎ/ ポルターガイスト / かげうち/ ビルドアップ

調整:

A:A+1ポルターガイストで無振りオーガポンを確定1発

HB:B+1状態で炎オーガポンのアイテム無し叩き落とす+A+1叩き落とすを約95%耐え

本構築のエースであり、対炎オーガポン用ポケモンです。ゴリランダーVS炎オーガポンの対面を作り、ソウブレイズに引くことで砕ける鎧の発動を狙います。素早さが逆転した後は上からビルドアップを積むことで防御ランクを低下させることなくオーガポンの攻撃を耐えることができます。ビルドアップ+砕ける鎧により実質ギアチェンジを覚えたソウブレイズでした。グラスシードを持たせるメリットとしては、場に出た時にすぐ消費でき相手の叩き落とすの威力が上がらない点が挙げられます。オーガポンに交代際に叩き落とすをされると対面負けてしまうため、オボンのみよりもグラスシードの方が都合が良かったです。オーガポンを起点に裏のポケモンも倒して3タテすることも多々ありました。テラスタイプのゴーストはポルターガイストの火力上昇のためでしたが、無難にフェアリーが良かったです。不意打ちに縛られたり、流行りのスケイルショットでハチの巣にされるのを防げたら拾えた試合があったと後から思いました。

 

サーフゴー@こだわりスカーフ
性格:おくびょう
特性:おうごんのからだ 

テラスタイプ:ノーマル

163(4)-x-115(0)-185(252)-111(0)-149(252+)
ゴールドラッシュ/ シャドーボール / トリック/ わるだくみ

調整:

パオジアンを抜きたいため最速CS

ごくごく普通のスカーフサーフゴーです。ヘイラッシャへの抑止力として構築に入れましたが、実際にはドヒドディンルーなどのサイクル構築に対するポケモンとして活躍してくれました。C+4ゴールドラッシュでディンルーがいい感じに落ちたり落ちなかったりしました。流行りの電磁波展開にも強いですが、あまり選出できませんでした。

 

ロトム(ウォッシュ)@たべのこし
性格:おくびょう
特性:ふゆう 

テラスタイプ:はがね

157(252)-x-127(0)-126(4)-127(0)-151(252+)
10まんボルト/ テラバースト / みがわり/ わるだくみ

調整:

S:サーフゴー、カイリューヒードラン意識の最速

shigumaaa.hatenablog.com

型はこちらより拝借しました。最終日付近に大量発生していたキョジオーン入りに対して強かったです。最速にすることでカイリューのアンコールにもおびえずに上から攻撃することできました。有名な型であるため、水技が無いことや鋼テラスがバレていることもしばしばありましたがそれでも活躍してくれました。

 

テツノブジン@ブーストエナジー
性格:むじゃき
特性:クォークチャージ 

テラスタイプ:フェアリー

150(4)-151(4)-142(252)-153(100)-58(個体値1)-170(150+)
ムーンフォース/ インファイト / アンコール/ みちづれ

調整:

HB:特化連撃ウーラオスの水流連打+アクアジェット確定耐え

HD:サーフゴーの等倍シャドーボールで乱数1発(81%)

C:余り

S:最速ガブリアス抜き

対面駒その1です。基本的に初手に出して相手のポケモンを倒すorゴリランダーのグラススライダー圏内に入れるのが仕事です。テツノブジンのアンコールは警戒されないことが多く、初手ステロなどで相手が補助技を使ってきたらアンコールで縛って付加をかけていけました。サーフゴーやハバタクカミに打点がなく道連れで処理をするため、等倍シャドーボールでだいたい倒れるようにDの個体値1の個体を使っています。古き良き道連れアンコールは全く警戒されなかったので通せれば強かったです。初手道連れも結構しました。ごめんなさい。

 

ゲッコウガ@きあいのタスキ
性格:やんちゃ
特性:へんげんじざい 

テラスタイプ:ゴースト

147(0)-161(252+)-87(0)-128(36)-81(0-)-170(220)
あくのはどう/ ローキック / くさむすび / かげうち

調整:

A:特化

C:余り

S:最速ガブリアス抜き

www.youtube.com

対面駒その2です。連撃ウーラオス、パオジアン、ハバタクカミ、ディンルーあたりに対面強く出られます。(上記バンビーさん動画参照)サーフゴーが重すぎたので悪の波動を採用しましたが、冷凍ビームが無いとカイリューがキツイので難しいところでした。電磁波を撒いてくるハバタクカミに対しては影うち連打で雑に切って後ろのゴリランダーのグラススライダー圏内に入れるよう心掛けました。

【選出】

基本選出

テツノブジンorゲッコウガ+ゴリランダー+ソウブレイズ

or  +  + 

初手でまず1匹倒し、ゴリランダーで炎オーガポンを誘います。ラストのソウブレイズでビルドアップして全抜きを狙います。

 

ヘイラッシャ、キョジオーン入り

ロトム+サーフゴー+@1

+  +@1

ロトムの身代わりとサーフゴーのトリックで崩していきます。対キョジオーンのみにおいて、場合によってはゴリランダー+ソウブレイズでも突破できますが、鉄壁持ちには勝てません。

 

【結果】

TN:ヒナ

最終400位 レート1967