こんばんは、ヒナです。
今日は未来ポケモンとエネコロロを組み合わせた【未来エネコロロ】デッキを紹介します。
【デッキレシピ】
【デッキコンセプト】
ミライドンで盤面にエネルギーを蓄え、エネコロロでエネルギーを操作してキュレムやかがやくゲッコウガでサイド複数枚取り!
【デッキ構築の経緯】
このデッキはエネコロロが使いたくて組み始めました。
エネコロロの技「エナジーミキサー」によって、自分の場のエネルギーを操作し、通常では育成が大変なポケモンを育成したいと思いました。そのためには盤面にエネルギーを供給する必要があります。初めにポリゴンZのバグターボを使いエネルギーを溜めて、エネルギーを分配することを考えました。
しかし、1進化ポケモン+2進化ポケモン+エネコロロが技を使うためのエネルギーと要求が重く、またトラッシュにエネルギーを溜める方法も必要で現実的では無かったです。そこで、まず盤面にエネルギーを別の方法で供給し、一度展開した後でポリゴンZを使うプランなら、準備に時間がかかっても問題ないと思いました。
攻撃しながら場にエネルギーを溜める手段を検討した結果、技「アクセルピーク」を持つミライドンを採用することにしました。このミライドンのアクセルピークは、1エネ40ダメージに加え、場の未来ポケモンに山札から基本エネルギーを2枚まで好きなように付ける効果を持ちます。
これにより序盤はミライドンでガンガン攻撃をしつつ場にエネルギーを溜め、その間にエネコロロと技に必要なエネルギーを付けることで、ポリゴンZが間に合わなくても、エネコロロでエネルギーを分配する動きが現実的になりました。
また、未来ポケモンのサポートとしてAceSpecのリブートポッドも場にエネルギーを供給するカードとしてこのデッキと相性が良いと考え採用しました。
最後に、エネルギーを付けて育成するポケモンは通常のデッキでは育成が大変なキュレムとし、他の選択肢でシステムにもなれるかがやくゲッコウガを採用しました。
【単体解説】
エネコロロ
このデッキの主役です。ミライドンやリブートポッド、ポリゴンZで場に溜めたエネルギーをキュレムやゲッコウガへ供給します。自身の技を使うためのエネルギーは、ミライドンが2~3回アクセルピークを使っている隙に、ダブルターボエネルギーを含めた手張りで確保します。ミライドンのスパーキングアタックを使うためにエネルギーの色を変えたり、ポリゴンZを最終的なアタッカーとして使うことも考えて集約したりと、大忙しです。主役ですが、1回、多くて2回技を使えたら良いので、エネコと合わせて2枚ずつの採用です。
ミライドン
このデッキの未来要素です。後攻を取り1ターン目からミライドンのアクセルピークを宣言したいです。ベンチのミライドンやテツノカシラにエネルギーを供給しつつ、相手のたねポケモンを倒すのが仕事です。自身にエネルギーを付けてスパーキングアタックを狙いにいくのもアリです。ブーストエナジー未来やテツノカシラexの特性により、相手に与えるダメージが上昇するため、初動カードですがかなり強力なカードでした。
テツノカシラex
主にベンチでミライドンの打点をサポートをします。ミライドンのアクセルピークでエネルギーを付ける付け先にもなります。自身の技「ツインショーテル」も弱くなく、ベンチポケモンにダメージを与えておくと、キュレムやかがやくゲッコウガで倒せる範囲が広がります。ミライドンで攻撃する機会が多いため採用枚数は少なめです。また、倒されるとサイドを2枚取られてしまう点、ベンチが埋まってしまう点が使っていて弱く感じました。
ポリゴンZ
特性「バグターボ」でコインが表ならトラッシュから4エネ加速できます。当初はこのカードとエネコロロでデッキを考えましたが、コイントスも絡むため勝てる形にはなりませんでした。このデッキではあくまでサブプランとしてポリゴンZを採用しています。つまり、「ミライドンで展開した後、余力があれば出す。」くらいに考えています。中盤以降、ポケモンが気絶してトラッシュにエネルギーが溜まるので、中盤にこっそりポリゴンをベンチに出しておくと良いです。もちろん序盤から立てるのも強いですが、序盤に出してもエネコロロの準備が整っていなかったり、ベンチが埋まってしまうと「このデッキのやりたい動き(キュレムにエネルギーを付けたいがベンチに空きがない)」ができないため、後半に育成した方が良いです。
自身のアタッカー性能はかなり強力なので、最終的にはポリゴンZで攻撃することも多いです。(ポリゴンZも未来っぽいのでそこもマッチしていて良きです)
キュレム
このデッキで育成したいポケモンで、圧倒的エースです。トライフロストを使うためのエネルギーが重く、通常のデッキでは育成が困難ですが、このデッキではそれをミライドン+エネコロロで可能とします。しかし、育成に準備がかかるため、キュレムが起動するころには、相手のたねポケモンは進化し、HPラインが上がってサイド複数枚とることは少し難しい印象でした。それでも技を宣言できれば確かに強力なため、2枚採用しています。
リブートポッド
このデッキのAceSpec枠です。巷ではこのカードの評価はとても低く、販売価格50円で見かけるレベルのカードです。しかし、このデッキでは奇跡的に相性が良く、未来ポケモンに付けたエネルギーをエネコロロで分配する動きが取れます。このカードのおかげで、ポリゴンZに頼らないエネコロロデッキが構築できました。
ブーストエナジー未来
未来ポケモンの逃げエネを無くし、ダメージを+20させる破格のカードです。
これにより、アクセルピークを使ったミライドンが数ターン場に残ったとしても、逃げてエネコロロで技を打つ動きが可能となります。また、アクセルピークのダメージも伸ばせるため、序盤にサイドを取る動きが可能となります。このデッキは、コンボまでに時間がかかるため、ゲームに勝つために序盤にサイドを先行する動きがとても重要になります。
ペパー
ブーストエナジー未来をサーチしたり、ポケモンをサーチするカードに触るために採用しました。リブートポッドやふしぎなあめにも触れるため、その時足りないカードをサーチするのに重宝します。
【雑感】
エネコロロがまともに使えるデッキが組めて安心しました。新弾のステラミラクルで登場するガラスのラッパや構築済みデッキのステラテラスのニンフィアもデッキに組み込めそうで今後も楽しみです。