お昼ごはんはゲームです

ゲーム記事やカードゲームのデッキ紹介記事を投稿します。

【ポケカ】エネコロロデッキを組んだら紙束が出来た話【没】

こんばんは、ヒナでございます。

本日は、時間をかけてデッキ構築に挑戦した結果、回らない紙束が完成したので、

供養したいと思います。

 

 

デッキレシピ

(エーススペックやポフィンが入っていないとかそういう次元では無いです)

 

構築経緯

今回、デッキの主軸にしようと考えたのはこのエネコロロというカードです。

このカードの技「エナジーミキサー」は110ダメージを与えながら自分の場のエネルギーを好きなように移動できるため、これと何か合わせたら面白いデッキが組めると考えて構築を始めました。エネコロロでエネルギーを動かすことを考えた時に、自身についているリバーサルエネルギーをベンチへ移動したら強いと考えました。リバーサルエネルギーはルールを持たない進化ポケモンに付けるとすべてのエネルギー3個分となりとても強力なカードです。

エネコロロでベンチバトンすることで強力なエネルギーを場に残し後続を育成できるのはとても魅力的でした。しかし、ベンチポケモンへエネルギーを移動しても、ボスの指令でベンチポケモンが倒されてしまうととても弱いと思いました。そこで、ベンチにいても相手のボスの指令で引っ張られないポケモンを探したところ、特性「きんちょうかん」を持つオノンドが該当しました。オノンドの進化系オノノクスは闘と鋼の二つのエネルギーを要求するポケモンであり、リバーサルエネルギー1枚で技が打てる点が相性が良いと考えました。

 

また、エネコロロエナジーミキサー110+オノノクスりゅうのはどう230=340ダメージとなり、2進化exポケモンを丁度倒せる点もエネコロロオノノクス相性が良いと考えました。

しかし、これだけではエネコロロを使う意義が薄いと感じました。それは似たワザを持つハピナスの存在です。

この運用であれば、HPもワザの威力も高いハピナスのほぼ劣化になってしまいます。そこで第2のアタッカーとして、ポリゴンZを採用することにしました。ポリゴンZは、特性「バグターボ」により、トラッシュから基本エネルギーを4枚自身に付けることができます。

付けたエネルギーをエネコロロエナジーミキサーでベンチのオノンドへ供給するとともに、自身もリバーサルエネルギーを付けると強力なアタッカーとなる点が強いと思いました。また、オノノクスりゅうのはどうは自分の山札を上から3枚トラッシュする効果を持ちますが、これでエネルギーをトラッシュすれば、ポリゴンZの特性でトラッシュからエネルギーを付けることができるため、多少強引ではありますがポリゴンZオノノクス相性が良いと考えました。

序盤はエネコロロでエネルギーをベンチへ託し、オノノクスとともに戦う。

中盤以降はポリゴンZも立て展開し、エネコロロでエネルギーを分配してもヨシ、ポリゴンZでそのまま戦うのもヨシ、という流れをイメージしました。

 

ここで完成すればまだよかったのですが、ここからさらに軸となるカードを追加しました。それは、エネコロロでエネルギーをバトンするポケモンの選択肢を増やしたいと考えたからです。実際、エネコロロオノンドを同時に育成し、リバーサルエネルギーを付けることがかなり難しく、それ以外の動きもできるようにと考えた結果、「オーガポンexいしずえのめんで時間稼ぎしつつ、オーガポンexもサブアタッカーにしよう!」という発想になりました。

よくわからないと思いますが、この記事を書いている私も良くわかっていません。おそらくデッキを組んでいる時の私の考えは、

「オーガポンexいしずえのめんは自身の特性により、相手の特性を持つポケモンからダメージを受けない。つまり、ポリゴンZについているエネルギーをエネコロロでオーガポンに移動すれば、ボスの指令でオーガポンexいしずえのめんを引っ張られても、相手次第ではオーガポンが倒されないから選択肢としてアリじゃね?オノノクスとも闘エネルギー共有できるし!」

ということだと思います。確かにオーガポンexいしずえのめんは、一枚で相手を詰ませられるくらい強力なカードですが、この考えはあまりにも夢を見過ぎていて現実的ではありません。エネコロロオノンド以外の選択肢を考えていたのに、エネコロロポリゴンZ+オーガポンと更に要求が上がってしまっています。そのことに気が付かずデッキ構築を進めてしまいました。

更にこの後、

「オーガポンは鬼の仮面でトラッシュの別のオーガポンと入れ替わることができるのが面白い!いどのめん、かまどのめん、ルミナスエネルギーを入れよう!ルミナスエネルギーはオノノクスとも相性が良いし、オノノクスでオーガポンたちをトラッシュすれば鬼の仮面も使えて凄いシナジーを形成してて強そう!デッキを回すカードは博士の研究やイキリンコexにすれば、たくさんトラッシュし鬼の仮面やポリゴンZを使いやすくしよう。後半オノノクスでトラッシュしたカードも含めてミモザで回収しよう!」

と考えた結果、現在のデッキが完成しました。

(この考え方も褒められたものではありません。なぜならこの考えは、上記のエネコロロポリゴンZ+オーガポンを揃えた後の展開に必要なカードだからです。これでは、「上記の状態に更にオノノクスも揃えて技を使う?何言っているんだ?現実を見ろ」と言われてしまいます。様々なタイプのオーガポンを入れて、それらにエネルギーを付ける手段がエネコロロポリゴンZしかないため、揃わなかった瞬間にオーガポンはただサイドを2枚とられるだけのカードに成り下がります。サポートの選定理由もデッキを回すカードを選んでいるのか疑問です。ただ回ったときにシナジーのあるカードを採用した感が否めません。)

 

デッキ構築が比較的容易と思っているポケモンカードで過去一番弱いデッキを作ってしまい、1勝もすることができませんでした。

得られた教訓としては、次の通りです。

シナジーだけでデッキを組まない

・具体的な盤面を考えてカードを採用すること

・理想盤面が揃った後にしか使えないカードの採用は極力減らす

 

かわいいかわいいエネコロロがかわいそうなので、またデッキ構築に挑戦したいと思いました。